2024 09,17 17:50 |
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2007 01,22 16:06 |
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先日、愛用している鞄が壊れたので玉川高島屋にある『LOEWE』に行って来たのだが、そこで思いがけず素晴らしい対応を受けた。
店内に入り、カウンターにいた女性に尋ねた。 『すみません、この鞄の取っ手部分が傷んでしまって修理できないかと思いまして・・・・』 そうすると、その店員さんは瞬時に鞄の種類と製造年を言い当て、その鞄が既に生産中止になっていて部品の調達に2ヶ月必要であることを教えてくれた。 おそらくこの店員さんは、このブランドの商品群を全て認識していて、また自分の扱っている商品に対して絶対の自信、愛情、プライドを持って接客されているのだろう。 それを証明するような言葉を彼女は更に言った。 『とても良い商品ですし、まだまだ革もしっかりしておりますので、取っ手部分を修繕すれば充分使えます。』 この対応は、このお店の経営者にとっては“最高の社員”のものだと思います。 売上げを増やすだけであれば、目の前にある代替商品(新商品)を勧めれば済むところなのに、修繕して更に使い込んでもらい、その商品の素晴らしさをもっと深く理解してもらうことを選んだ訳ですから。 本物の“ブランド”はこうした“余裕”があるものなのだと改めて理解すると同時に、仕事に対するプロ意識をこの店員さんから学んだように思います。 PR |
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