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今日は少し深い話。 世の中には昔から『本音と建て前』という言葉がある。 自分としては、建て前なんて所詮は単なる小手先の浅い意味のないものだという認識でいた。 でも、その建て前こそ世の中を動かしているものではないかとも思っている。 たとえば、写真のQ-FRONTに流れている広告。 本来であれば、ここに広告を流すことでの効果やメリットなどを論理的かつ実数値を元に提案して クライアントを集めるべきなのでしょうが、正直、ここで高価な広告料を支払ってプロモーションする効果って どうやって提示できるのでしょうか?? 今日は夕方5時~6時までの一時間、渋谷駅前で座って道行く人達を観察してましたが、 本当にこの広告が道行く人達の購買に結びついているかなんて分かるものでもないですよね。 携帯サイト、PCでの検索キーワード入力などの表示は当然のようにCM内でされてますが、 少なくとも、今日の夕方1時間でその場で携帯で検索していそうな人は見かけませんでした。 なんだか、広告代理店の自慰のような気がします。 ここまでが本音。 ここからは建て前。 でも、一度でも眼に留まった広告は次に同じ広告を見た際に、興味に結びつくんです。 ですから、広く多くの人の目に留まるところで広告することが重要です。 それにその場でサイトにアクセスしなくとも、何度も広告に接触させることですりこみ効果が向上し、 どこかのタイミングでサイトにアクセスさせることに結びつきます。 う~む・・・・。なんだか、市民をばかにしてるようにしか感じられません。 その点、インターネット系の広告は、リアルにその効果などが現れます。 バナー広告ひとつにしても、そこをクリックした人数、購買に結びついた人数、その売上、収益などなど。 リアルなメディア(特にOOH=屋外広告)にも、ネットと同様な効果を提示できる仕組みが必要に思います。 でも、そういう仕組みができてしまうと、クライアント側にも、媒体側にも不都合がかなりでてくるのでしょう。 では、100円CMはどこを目指すか・・・。 100円CMのターゲットとするメインクライアントは、地元の商店、企業ですので、 明確な効果を数値で提示できるものでなければなりません。 これは、『あいまい』な数値を根拠にメディアの価値を売り物にしているメディアとは差別化する必然性を意味してます。 それを実現できる方法はひとつ。 分かりやすい成功事例を誇張なく創りあげること。 それには、単なる『広告』という枠と超えて、経営コンサルティング、販促支援、CRMといったソリューションを統合したサービスになる必要があるように思います。 更にそれを安価に。 こんな理想を追い続けることが、これからの時代には必要だと信じてます。 だって、そろそろ世の中は『建て前』という嘘に流されなくなってきているはずだもの。 これまでは、その『建て前』が屋外広告などのメディアの売上を作っていたとは思うけど・・・。 はてさて、どうやってその成功事例をつくり、そのデータを商品化(サービス化)できるか・・・。 今日も眠れそうにないなぁ。