2024 09,17 17:53 |
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2006 12,11 18:46 |
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前回は20歳で会社登記というとこまでだったので、その続き。 無事、半導体商社(輸出がメイン)としてスタートをきったのは良かったが、あるのは半年間でつかんだ海外の顧客情報と国内の仕入元となる商社情報だけ。 早速、電話して挨拶に回るわけだが、どこも相手にしてくれない。 そりゃそそうだよね。 だって、彼らとの付合い&信用は元々自分でつくったものではないもの。 で、何を思ったか取りあえず香港に渡り、ホテルに1週間缶詰になってイエローページの“ELECTRONICS”欄に掲載されている企業にかたっぱしから電話しまくる。 『We are japanese distributer of integrated circuits for computers. if you have any enquiries of japanese IC and give us your orders, we will export it to your easily ・・・・』 みたいなあやふやな英語で。 ところが、これが不思議と直接会いたいと言われることも多く、結局、日本に帰るころにはかなりの新規取引企業リストが出来上がってた。まぁ、当時の半導体の品薄状況が味方しただけなのだが。 無謀というか、無知というか、、、、それが結果オーライになったという感じ。 今度はその新規取引先からの引き合い(注文)をもって国内の商社をまわり、ようやく商品を分けてもらえることになったわけだが、この取引も今考えると“大博打”。 だって、サイトは1週間後の現金払い。 会社の資金は150万円しかないから、仕入れた商品を持って香港に飛び、そこで現金化(それも日本円)にしてとんぼ返り。 自分の手数料(3%程度)を差し引き仕入元に現金払い。 まぁ、今の時代にそんなことしてたら外為法違反やらなんやらで一発逮捕?なんでしょうが、当時は確か見つかっても罰金刑だったように記憶している。これでもまじめに輸出申請等はやってたし。 そうこうしているうちに香港だけでなく、シンガポール、台湾、韓国、USA、スイス、UK、フランス、ドイツなどへも取引が拡大していき、創業4年後には年商は数億円にまでなってた。 なんだかんだで、結局12年もこの仕事にどっぷり。 正直、面白くもなかったが、こんなに簡単な商売もそうそうないし、マトモなビジネス(仕事)を知らない自分には転職自体が大きなリスクに思えたのが一番の理由。 逆になぜ辞めたかというと、離婚して一人になったことと、このまま“モノを右から左に移すだけの仕事”を続ける勇気?がなかったこと。一生一人で生きていくにしても、こんなことしてたら自分には何も残らないんじゃないか??!って思ったら不安でしょうがなかった。 で、全てをリセットして “かばん一つで渡米” すべく会社も断たんで住居も出ることにした。 なぜ渡米かというと、シリコンバレーだと面白いビジネスが見つかるんじゃないか?って短直な理由。 またまた長くなったので、今回はここまで。 ++++++++++++++++++++++++++++
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拝見しました。
なんだか、すんごい経歴ですね、改めて! 今後もブログ楽しみにしてます。 【2006/12/1122:24】||おぐ#56c221f340[ EDIT? ]
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