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先週はテレビ神奈川、神奈川新聞社の主催するフォーラムでプレゼン&ディスカッションをしてきました。 基調講演をなさった週刊アスキーの福岡編集長のお話は、編集者ならではの言葉遣いの巧みさと、 ジョークを織り交ぜたしっかりしたストーリーで、それはそれは楽しくも印象に残るものでした。 ここのところ、川崎市関係の行事でも話す機会が増えてきており、 自分のプレゼン能力に『?』を感じていましたが、 福岡編集長のご講演で、その疑問が解けたような気がします。 やはり、難しい話こそ『簡単に、楽しく、表現する』というのが一番なようです。 選ぶ『一つの言葉』の力を改めて実感しました。 もう10年も前のことになりますが、 師匠(ビジネスでも人間としても師匠と思ってる人)から教わったことを思い出しました。 ・・・・・・ 当時の自分はITベンチャーの広報を担当しており、ある記者が取材に来た際、 その記事内容に誤りがあってはいけないと、その原稿の事前チェックをさせていただいたんです。 その記事タイトルは『一つの思いつきからビジネスへ発展』といったものでした。 (発行前の記事そのものに訂正を入れることはNGなのですが、システムや技術表記などの難しい記事に ついては事実と違うことについては記者さんから許可を得て訂正をお願いできます。) その記事そのものについては大きな問題もなかったので、記者さんに訂正なしの旨連絡しようとした際、 師匠がその記事のタイトルを見て一言。 『この「思いつき」って言葉を「ひらめき」に変えてもらえ!』 正直、当時の自分では、その真意が分からず頭の中で「?」がぐるぐる・・・。 そしたら師匠がまた一言。 『思いつきだと軽いし簡単に誰でもできそうだけど、「ひらめき」にすれば神がかる。』 なるほど!!!!!!!!!!! 単語一つでここまでもイメージが変わもんなんだぁ!!と痛感した瞬間でした。 それから10年・・・。 未だ言葉遣いもままならない自分がここにいます。 日々勉強ですな・・・。