[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先ほど、神奈川県ボウリング場協会関係者からご連絡があり、デジマが倒産したことを知った。 デジマは日本発の無料コミックを発行して一躍有名になったあの『コミックガンボ』のことだ。 なぜ、ボウリング関係者がその情報に反応しているかというと、 関東の殆どのボウリング場にはコミックガンボが置かれているから。 当初は東京都内の主要駅前で手配りされていたガンボだが、 この事業モデルは配布量を増やすことで、そのメディア価値(広告価値)を高めるというものなので、 一部でも多く、広範囲に配布するということで、関東ボウリング場協会を通じて、 関東のボウリング場内で無料配布されていたという経緯。 また、途中の号からプロボウリングを題材にしたコミックも登場し、ボウリングのPRとしても 一役かっていた訳だ。 しかし、その広告の内容たるや・・・。 通販、健康食品などのマイナーなものばかりで、そのメディア特性の『マス』がターゲットとしている ナショナルクライアントは殆ど付いていなかったように思う。 それでも創業から11ヶ月で9,500万円の売上げがあったということは、 それなりに媒体としては機能し始めていたということなのだろう。 実は、デジマの中村取締役とは、少々お付き合いもあった。 前職場が一緒だったこともあり、デジマの創業にジョインされたことは、 自分にとっても少なからず『がんばろう!』とモチベーションアップにもつながっていたので、 今回のことはショックでもある。 最後にお会いしたのが、2ヶ月ほど前だが、確かに今にして思えば、 彼らしくないくらい元気がなかったようにも思う。 それと同時に、事業モデルと、その展開スピード、事業転換のタイミングなどがいかに重要か 改めて痛感している。 100円CMはこの先、どこに向かうのか。 どう舵取りをしなければならないのか。 起業は命がけ。 改めてそう思う。